2014年6月15日日曜日

武士の伝言⑩ビジネス武芸書


「できる」「やろう」育成
:幹部は社員を「いい負荷」で伸ばす
①好循環に入るまでに時間がかかっていては、やろうと思わず終わってしまう
⇒面白く思うとやる気が出てくる
②プレイングマネージャーを育てる
●主任のバックアップがあって、一般社員が目標を達成できていることが一目でわかる
●達成感の味わえる課にいる社員は営業の面白さがわかって、
いっそう積極的な姿勢で仕事に臨むようになる
●小さな成功体験をさせてやることの重要さ⇒部下の指導支援の優先を高く持つ
4、リカバリー育成:幹部は無敗より失敗を好機にする
①幹部は情状酌量で例外を作ってはならない
  評価制度はきちんと守り、評価を落とされた本人の落ち込みをフォローするのが幹部
⇒失敗を糧として更なる成長に向かわせる
②一割の原因不明を放置しない
●失敗については本人自身で記録させ、その後は本人も幹部も水に流す
○失敗の原因を妥協せずに徹底して追いかけること
<失敗そのものはマイナスだが原因を確実に掌握し、再発防止策を講じ、再チャレンジしたら評価される>
5、問題解決育成:幹部は問題の発生より解決責任を求める
①幹部はもう一度報告のルールを徹底させる⇔社内の風通しをよくするのも幹部の仕事
②ルールは守りやすい環境で効果を発揮する
●「よい報告は後でもいい、悪い報告ほど早くする」
6、幹部は「褒める」「叱る」:を常に工夫する
①部下を褒め、認め、正当に評価してあげればいい
●怒ってはいけない、叱らなければならない「感情を表に出してはいけない」
○怒る場所やタイミング、言い方などを工夫する⇔怒る名人フォローの達人になる
7、ナレッジ育成:技術の伝承を通じて人を育てる
①ナレッジ(知的資産)をいかに伝承していくかを工夫する
8、能力開発育成:能力開発の仕組みをつくる
①仕事に対する意欲が高い人ほど自分の可能性や能力アップに関心を持ちいろんな資格を取ろうとする
●「ファイブスター制度」「匠制度」など制定すると自分の能力開発にチャレンジするようになる。
⑩「後の先」は受身ではない
後から動いて、しかし確実に勝つ
「攻めの姿勢が「後の先」を可能にする
相手の攻撃が形になる前に叩く
A社が新商品を出すかも
B社が販売方法を変えるかも
C社がコスト削減で定価を下げるかも
D社は独自スタイルで宣伝している

他社に負けない準備をする

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